母、娘で行くスイス、ヨーロッパの想い出旅
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8月にスイスのジュネーブに母と二人で行きました。スイスも夏でしたが寒くもなく暑すぎず、とても良い気候でした。アムステルダム経由で飛行機で行きました。私の兄が丁度ジュネーブに転勤でいたので兄夫婦のところに10日程滞在させてもらい、ジュネーブ、一日だけスイスとフランスの国境を越えて隣町(フランス)にも行きました。出かける際は主にローカルバス、一度だけ船で移動、兄や義姉の時間があった際は車であちこち連れて行ってもらいました。
国際連合ヨーロッパ本部、兄の職場、シヨン城という古い教会を見学に行ったり、マーケットにも行きました。近所の山へロープウェイで行ったり、湖のほとりを歩いたりといったこともしました。オプショナルツアーは一切参加せずに自分たちだけで色んなところに行きました。食事はカフェやベーカリーでランチをしたり、夜は主に兄嫁がご飯を準備してくれていたのでお家で食べました。
二度ほど晩御飯を皆で食べたときは、中華料理とスイス料理を食べました。スイス料理はチーズフォンデュを食べたのですが、最初の一口二口目まではおいしく感じただけで、同じ味がずっと続くのですぐに飽きてしまいました。スイスではスーパーで買うチーズや生ハム、ベーカリーで買うパン類がとてもおいしかったです。地元でおいしいと有名なピザ屋さんにも行きましたが全くおいしくなかったです。
毎日、兄夫婦のアパートの近所にあるスーパーマーケットに行くのが楽しかったです。面白いなと思ったのは、色んな種類のチーズだけが売っている大きな通路があり、生ハムやサラミだけ売っている通路など、日本ではお目にかかれないことばかりで私も母も嬉しくて、色んな種類のチーズや生ハム類を買って帰り、兄夫婦とワインを飲みながら食べたことが楽しい思い出として心に残っています。
ジュネーブはフランスとの国境沿いにあるのですが、ある時バスに乗って最終地点で降りたのですが、バス停からぶらぶら歩いているといつの間にか気づかないうちに国境を越えてフランス側にいたりと、海に囲まれた日本に住んでいると考えられないことで面白いと感じました。パスポートも持っていなく母と二人であせりましたが、スイスは中立国だからなのか国境を越えるという概念があまりないのかよく分かりませんが、そういうふとしたことが面白いと思ったのを覚えています。
ジュネーブでは意外と英語が通じずにかなり困りました。ゆっくり英語で話せば通じるかなと思いきや、ほぼ全くといっていいほど英語は通じず、マーケットなどに行くときはフランス語を話せる兄に頼りきりでした。トイレの場所を聞く時試着したい時など、いちいち兄を探さなければならず、もっとフランス語を勉強してくれば良かったと後悔しました。
兄夫婦と中華料理を食べに行ったときにそこの中国人のオーナーから何故か気に入られて、そこで働かないかと何度もしつこく聞かれた時はさすがに困ったし、あやしげだったので、もし兄が一緒にいなければきっと怖いと感じていたと思います。楽しい雰囲気を壊すのは嫌だったのですが、兄がうまく交してくれたので良かったです。
山岳列車で急なスイスアルプスの急な山道をがりがりと登ったのですが、列車から見たレマン湖やその周辺の景色が絶景で感激しました。列車が上っていく山道の急さにも感動しました。兄夫婦の住んでいたアパートからはモンブランが見えるのですが、皆でベランダで夕食を囲みながらワインを飲んでいた時に丁度日の入りの時刻だったので、雪をかぶったモンブランと赤やけの空がグラデーションになってものすごくきれいだったことも感動でした。一生忘れられない旅となりました。